2020/12/15 17:02 カテゴリ:全般
「ペットフード・インダストリー」という米国の業界誌に『加水分解タンパク質』についての記事が掲載されました。
当社フードにも使用しているもので、ルートでは「カンガルー」「パン酵母」、ビィ・プラスでは「ニホンジカ」が『加水分解タンパク質』です。
その『加水分解タンパク質』によるペットフードの栄養価の向上について述べられた記事となっております
簡単に内容をお伝えすると…
『加水分解したタンパク質』は、
✔️嗜好性が良い!
✔️栄養の吸収・活用がしやすい!
✔️アレルギー反応が出にくい!
参考までにさらに詳しくお伝えすると…
↓↓↓ このような内容です。
加水分解タンパク質は、機能性成分としてペットの健康に大きな利点を加えることができます。非常に口当たりが良く、嗜好性が上がることに加え、栄養の吸収をより良くします。
肉などに存在するタンパク質は、アミノ酸の集合体です。タンパク質は酵素によって分解されるプロセスで、一種の事前消化を受け、アミノ酸単体やペプチドという小さな鎖となり、効率よく体に吸収され、抗酸化や免疫調節などの生体機能を活性化させます。
また、酵素加水分解のプロセスにより、タンパク質のペプチド結合が分解され、分子のサイズが小さくなった結果、最適な消化が行われ、ペットが食物に対してアレルギー反応を起こす可能性を減らします。
犬の消化率を評価した試験によると、タンパク質加水分解物は消化率約92%の指標を示しました。
タンパク質加水分解物を30%添加した食事と、全く添加しない別の食事と嗜好性を比較すると、添加したものの選択が46%多くなり、非常に高い嗜好性を示しました。
タンパク質がペットの成長、活力、病気への耐性、健康に関連していることを考えると、加水分解タンパク質の含有量が高いことが、ペットフードを高品質なものとします。